痔に対する鍼治療
痔を持っている人は結構多い。
内臓からの症状であれば鍼をして体の調子を調えることによって改善していく。
便秘などの切痔であれば、便秘の改善と切れた皮膚の回復を目的としてしいく。
ただし、痔に対して鍼が効くと思っている人は少ないのでこちらから問いかけないといけない。
でも、初回から痔はありますかなんてなかなか聞けない。
聞けたとしても治療を行うには患者サイドで抵抗があるので控えめに聞いていく。
異性に対してならなおさらだ。
大部分の人が肩こりや腰痛などで何度か通っているうちに実は痔なんですよって、打ち明けてくる。
痔は不摂生や食生活に左右されて症状が出てくるし、
症状がなく痔だと知らないまま過ごしている人も多い。
トイレで出血でもあれば分かるがそうでなければなかなか分からない。
例え出血があっても実は他の内臓からの出血だったりする可能性もあるからその時は鍼を控える必要があるかもしれない。専門医と連携して治療していく必要もある。
出血した色できれいな血がついているなら肛門付近の出血、
色が黒っぽいのであれば、胃からの出血だったりする。
出血があまりにも多ければ、重い症状を考える必要もある。
その時の様子によって行うので出血イコール痔とはならない。
では、痔の治療はどんなことをするのか?
まずは全身の治療を行い、肛門付近に鍼を4本ほど刺す。
直接肛門に刺すわけではなく、肛門周りの血液循環をよくする程度の鍼。
合わせておしり周りの鍼を行う。
脱腸しているなら指サックをしてワセリンを塗り中に押し込む。
押し込んで正常な状態でやったほうが鍼の効果が高い。
脱腸しているものが腫れていたら炎症の可能性があるので肛門周囲の鍼は控える。
つらいようなら毎日。そうでなければ週に1度くらいは必ず治療する。
生活改善を必ず行って治療していけば、早く良くなっていく。
治療後や治療翌日に稀に出血するがすぐにおさまります。
ただよくなってはいくが、少々治療姿勢はかっこ悪い。
肛門が見えるようにしないといけないので、よつんばいにして足を膝から開かせる。
肛門が見えるような姿勢なので少々恥ずかしいかも・・・
この姿勢に耐えられる人でないと行えない。
まあ、症状がつらくて悩んでいる人なら別に文句も言われないですがね。
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