鍼の術式


鍼は手技が日本の中でも流派によって手技が変化するが、この項では東洋療法学校協会による指導を元に述べる。


1. 前揉法
筋肉を柔らかくして、この場所に刺すことを予告するために揉みほぐす。

2. 押手と刺手
押手(おしで)は刺鍼動作時に鍼が動かないようにするため鍼や手。
鍼は倒れ、強すぎれば刺入は困難になるのでつまむ程度が良い 上下圧(垂直圧)は、左右圧を作った母指と示指で刺鍼部位にかける圧の加減のことで、部位や患者の緊張度、疾病の状態、手技の差により圧は変わるが一度一定の圧を加えたら手技が終わるまで変えないのが原則 周囲圧(固定圧)は、左右圧と上下圧で使う以外の指、すなわち中指、薬指、小指の指腹と、小指外側から小指球にかけての部分全体で患者にかける圧のことで、刺鍼部全体を固定し、患者自身による急激な動揺を防ぎ刺鍼部周囲を安定させ、皮膚と筋肉が滑動して鍼が曲がることを防ぐ働きがあり、全体に圧がかかることによって刺鍼中の変化をとらえることができ適度な一定の圧がかかることによって患者に安心感を与える効果もある。

刺手(さしで)は鍼をための手。

3. 切皮
鍼を身体に入れる動作を指す。ために管鍼法が作られた。

4. 刺入・抜鍼
鍼を奥に刺し入れることを刺入といい、鍼を抜き去ることを抜鍼という。
抜き差しの動作を小刻みに行う雀啄という手技などを加えることで、鍼による刺激を増減させる。

5. 後揉法
抜鍼後の違和感を除去するためやために揉みほぐす。

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